夏といえばザリガニ。
日本人なら「子どもの頃、池で捕獲してベランダで育てていた」というのがザリガニとの思いでかもしれません。中国では5月から9月の夏シーズンはザリガニ(小龙虾)料理が大人気です。小龙虾は英語にすると『ミニ・ロブスター』
中国で食べるザリガニはすべて養殖なので、日本のように泥沼に生息しているやせ細ったアメリカザリガニとは異なり、丸みのあるふっくらした頭の部分には沢山の『蝦みそ』が入っていて、これとビールを一緒に楽しむのが夏の風物詩となっているようです。
元々、湖北省の潜江というところの料理のようですが、今ではどの都市でも味わえるようになってきました。コロナになる前、私もよく出張で通っていた広州のとある工業地帯のローカル店『潜老板的小龙虾馆・潜シェフのザリガニ館』(2020年頃閉店)では湖北省出身のシェフが夏時期の為だけにこの店を開業、シーズン以外は出前で普通の中華料理を提供していました。
過去の写真になりますがこちらへ置いておます。
4人前以上を注文すると、お皿ではなく銀のたらいに入って提供されます。
パンのようなものを一緒につけて食べると尚美味しいです。