海外赴任者と家族のためのメンタルヘルスマネジメント

海外赴任者やその家族に多い
メンタルヘルス問題について

企業のグローバル化にともない、現在では大企業だけではなく、中小や民間企業においても海外展開する機会が増え、「海外で働く事」が大変身近になっています。
慣れない海外生活や職場環境の変化、言葉の壁、習慣の違いに戸惑い、日本人社会での人間関係などが引き金となり、気分がふさぎ、うつ病を発症するひとが後を絶ちません。

海外駐在には大きく分けて2つのパターンがあり、それぞれ抱える問題が異なります

単身で赴任するパターン単身で赴任するパターン
独身で海外赴任となり、現地で孤独な生活を送っている
単身赴任で家族と離れて暮らしている為、家庭関係が崩れてしまった
単身赴任で日本に残した妻(夫)が育児ノイローゼになってしまった
家族で赴任するパターン家族で赴任するパターン
赴任者本人
慣れない土地での業務に加え、家族へのケアなどあらゆる重圧に耐えきれない
帯同者:妻(夫)
赴任者が多忙であるため、子育てに協力が得られず、ワンオペ育児でメンタル崩壊
赴慣れない異国で専業主婦(主夫)の道を選ばざるを得ない/キャリアを手放したこと
によるアイデンティティーの喪失
子供
日本人学校や現地校でのいじめ等問題
現地の生活になじめず孤独を感じる

現在の日本企業では残念なことに、形式だけのサポートは存在するものの(ストレスチェックシートでの実施のみ:2015年より義務化)海外赴任者への健康管理体制は充分とは言えません。
そういった対応不足こそが労働者と企業の重大なリスクになっています。

家族帯同となれば、赴任者本人だけではなく、その家族のケアも必要となってきます。 またそれとは逆に単身での海外赴任の場合も、残された家族がメンタルヘルスの問題に直面するケースもあります。
最悪の場合、うつ病が引き金となり、帰任、家庭崩壊、離婚、離職、自殺などの問題が毎年発生しています。
赴任者の「心のケア」対策を実行する態勢の構築なしに、安全配慮義務の遵守、健康経営の実現はありえません。

海外赴任者向けのケアプログラムについて

組織のメンタルヘルス対策は、厚生労働省のメンタルヘルス指針にある「4つのケア」の展開が一般的です。
弊社では4番目のケアである「事業場外・専門家資源によるケア」を請け負っています。

厚生労働省のメンタルヘルス指針「4つのケア」

海外赴任中は職場内問題が中心であったり、家庭内のプライベートな問題が寄せられる特性上、なかなか相談しずらいという問題もあります。

既存の在職者とは異なるべき「第三者性・外部性の確保」の点が曖昧となるため、心理カウンセラーとして専門的かつ中立的な立場で心理相談業務を担うことができます。

弊社は在籍する5名の臨床心理職専門家が、より専門的な心の健康づくりを提供するため、必要に応じて、各企業・事業場内に参画し、心理カウンセリングと支援を担当することを目的としています。

従業員向けのプログラム

赴任前~帰任後のカウンセリング内容

赴任前
赴任前セルフマネジメント
先行適応相談
赴任中
赴任地適応
帰任後
帰任後の社内適応などの
相談
  • 海外の赴任先では、精神医療の受診やカウンセリングを日本語で受けることが難しいため、赴任前に、リスクになりやすい「ストレス対策」や「アルコール問題」を含めたセルフケア教育や相談を今の所ウェブ環境を利用して実施します。
  • 赴任中には仕事面の他の生活面の問題を抱えやすいため、専属のカウンセラーを選任し、定期的に相談しやすい環境を整え、早い段階で問題に気づけるよう赴任者とのコンタクトの機会を増やすことが大切です。
  • 基本的にカウンセリング内容はプライベートなものとしていますが、海外での業務継続可否や家族間の問題に発展する場合、相談者の了解を得て管理者や上司など、必要に応じて(リスクの高い自死に関して等)報告することも行っています。
  • また、赴任後1年以内にメンタル不調を訴える人が多い傾向にあり、赴任前から赴任後1年以内の支援を重点的に実施することでリスクを軽減できます。

帯同者向けのプログラム

渡航前~帰国後のカウンセリング内容

赴任前
カウンセラーの支援
渡航前のサポート説明
赴任中
海外生活における問題の
相談
帰任後
帰国後の職場復帰
転校後の学校問題など
  • 渡航前には企業で海外赴任が決定した家庭に対して現時点で不安に感じている事など、特に心理的な困り事をヒアリングし、また海外赴任後のサポート体制について解決できるよう支援します。
  • 滞在中は現地でウェブ環境で使用できるLINEやTeams,Zoomなどの会議システムを活用し、定期的に連絡が取れる環境を構築します。
  • 基本的に従業員向けと帯同者向けではプライバシーを考慮し、異なるカウンセラーを配置します。
  • 帯同者(および単身社の家族)のお子様の悩み相談にも応じています。環境変化による困り感はとても大きく年齢によっては問題化することが懸念されます。

プログラム料金

法人向けプログラム

ケアプログラム費用 マンスリー契約(渡航前・渡航中・帰任後の各ステージにおいて対応します。) 事前にコーディネーターと打ち合わせの上、費用は会社規模や対象従業員や帯同家族の人数により算出いたします。
カウンセリング料金 臨床心理士(カウンセラー)によるカウンセリング費用はマンスリー基本契約に含まれており
一定時間を超える場合、追加料金が発生します。

個人向けプログラム

※個人的プログラムは基本的にどのような悩みもお受けいたします。
例)社内トラブル、パワハラ、セクハラ、家庭内DV、不倫問題、アルコール依存症、ギャンブル依存症、いじめ問題等

コーディネーターによる
事前ヒアリング
無料
カウンセラーよる
カウンセリング費用
  • 初回相談 50分 ¥6,000
  • 1セット3セッション(セット30分×3セッション) ¥12,000

私たちについて

~海外赴任者と家族のための~
メンタルヘルスマネジメント

運営会社
FESE株式会社(フェーズ株式会社)
〒468-0073 
名古屋市天白区塩釜口 2-507
TEL:052-837-0095(代表)
FAX:052-839-1220
協力:S-net心理研究所(職能団体)
事業内容
・海外赴任者と家族のためのメンタルケア支援業務
・上記以外の心理カウンセリング事業全般

お問合せ

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